メンバーシップ利用制限(クォータ)
概要
メンバーシッププランには、会員の月間利用回数・日次利用時間・月間予約数に上限(クォータ)を設定できます。クォータを超えた場合は利用をブロックするか、Stripe Invoice Item として追加料金を請求するかを選べます。
会員は会員アプリのホーム画面でクォータバーを確認でき、現在の利用状況をリアルタイムで把握できます。
詳細機能
機能1: クォータの設定(管理者)
管理画面の メンバーシップ タブから、プランを作成する際にクォータを設定します。
設定できる上限項目
| 項目 | 説明 | リセット周期 |
|---|---|---|
| 月間訪問数 | 1ヶ月に入場できる回数の上限 | 月次 |
| 日次利用時間 | 1日に利用できる時間(時間単位)の上限 | 日次 |
| 月間予約数 | 1ヶ月に行える時間枠予約の上限 | 月次 |
各項目は空欄のままにすると「無制限」として扱われます。
プラン作成手順
- 管理画面 → メンバーシップ タブを開く
- プランを作成 ボタンをクリック
- プラン名・料金・請求間隔などの基本情報を入力
- 利用制限 セクションで上限値を入力
機能2: 超過時のポリシー設定
クォータを超えた際の挙動を「ブロック」または「追加課金」から選択します。
| ポリシー | 動作 |
|---|---|
| ブロック | 上限に達すると入場・予約を拒否する。追加料金は発生しない。 |
| 追加課金 | 上限を超えても利用可能。超過分は Stripe Invoice Item で自動請求される。 |
超過料金(追加課金ポリシー選択時のみ)
追加課金ポリシーを選択すると、超過料金の入力フィールドが表示されます。
| 項目 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 超過1回あたり料金 | 月間訪問数を超えた入場1回ごとの料金 | ¥500 |
| 超過1時間あたり料金 | 日次利用時間を超えた1時間ごとの料金 | ¥200 |
| 超過1予約あたり料金 | 月間予約数を超えた予約1件ごとの料金 | ¥300 |
超過料金はプランの通貨(JPY/USD)に従います。空欄のままにすると対象クォータの超過課金は行われません。
機能3: クォータバーの確認(会員アプリ)
会員アプリのホーム画面には、有効なクォータが設定されているプランの場合にクォータバーが表示されます。
表示される情報
- ラベル: 月間訪問回数 / 本日の利用時間 / 月間予約回数
- 数値: 使用済み数 / 上限(例:
2 / 5 回) - プログレスバー: 使用割合を視覚的に表示
- 青緑(通常): 使用率 80% 未満
- 黄(注意): 使用率 80%〜99%
- 赤(上限): 使用率 100%
追加課金メモ
超過時のポリシーが「追加課金」に設定されている場合、クォータバーの下に以下の注意文が表示されます:
上限超過時は追加料金が発生します
設定例
例1: コワーキング スタンダードプラン
月20回入場 + 日8時間まで利用可能、超過は拒否する場合:
- 月間訪問数:
20 - 日次利用時間:
8 - 月間予約数: (空欄)
- 超過時の対応: ブロック
例2: フレックス メンバーシップ
月10回入場、超過は1回 ¥500 で追加課金する場合:
- 月間訪問数:
10 - 日次利用時間: (空欄)
- 月間予約数: (空欄)
- 超過時の対応: 追加課金
- 超過1回あたり料金:
500
例3: スタジオ クラス会員
月4回の時間枠予約のみ制限する場合:
- 月間訪問数: (空欄)
- 日次利用時間: (空欄)
- 月間予約数:
4 - 超過時の対応: ブロック
よくある質問
Q: クォータはいつリセットされますか?
月間クォータは毎月1日の 00:00(施設タイムゾーン)に自動でリセットされます。日次クォータは毎日 00:00 にリセットされます。手動でのリセットは不要です。
Q: 複数の上限を設定した場合、どの条件で制限されますか?
いずれか1つでも上限に達した場合に制限が適用されます。例えば、月間訪問数と日次利用時間の両方を設定している場合、どちらかが上限に達すると以降の利用がブロック(または課金)されます。
Q: 超過料金はいつ請求されますか?
超過課金は Stripe Invoice Item として都度記録され、次回の定期請求サイクル(月次・年次)の請求書に合算されます。
Q: 会員がクォータを確認できない場合は?
クォータバーはクォータが1件以上設定されているプランでのみ表示されます。上限がすべて空欄(無制限)のプランの場合、クォータバーは表示されません。
Q: 既存の会員に対してクォータを変更した場合、すぐに反映されますか?
プランのクォータを変更した場合、次回リセット後から新しい上限が適用されます。現在の使用済み回数は引き継がれます。
トラブルシューティング
上限に達していないのに利用をブロックされる
以下を確認してください:
- 会員アプリのホーム画面でクォータバーの現在の数値を確認する
- 日次クォータ(本日の利用時間)も上限に達していないか確認する
- メンバーシップの有効期限が切れていないか確認する
- それでも解決しない場合は、施設の管理者にお問い合わせください
クォータバーが表示されない
- プランにクォータが設定されていない(すべて空欄)の場合は表示されません
- 管理画面でプランの利用制限設定を確認してください
Stripe カスタマーポータルの設定(施設オーナー必須)
会員がカードの変更や領収書のダウンロードを行うには、Stripe Dashboard で Customer Portal を有効にする必要があります。
設定手順
- Stripe Dashboard にログイン
- Settings → Billing → Customer portal を開く
- 以下を設定:
| 項目 | 設定 | 理由 |
|---|---|---|
| Payment methods | ✅ 有効 | 会員がカードを追加・変更・削除できるようにする |
| Invoice history | ✅ 有効 | 会員が領収書・請求書の PDF をダウンロードできるようにする |
| Subscriptions > Cancel subscriptions | ❌ 無効 | 退会は UnlockOS の専用フローで処理するため |
| Subscriptions > Switch plans | ❌ 無効 | プラン変更は UnlockOS で管理するため |
- Save をクリック
注意事項
- この設定は Stripe アカウント全体 に適用されます(施設単位ではありません)
- テストモードと本番モードで別々に設定が必要です
- 設定が完了すると、会員アプリの お支払い履歴 ページに「カード・請求書を管理」ボタンが表示されます
- ボタンをクリックすると Stripe のポータル画面が開き、操作完了後に会員アプリに戻ります
Customer Portal が未設定の場合
設定が完了していない状態で会員がボタンをクリックすると、Stripe からエラーが返されます。必ず上記の設定を完了してからメンバーシップを公開してください。