コワーキング貸し切り予約ヘルプ
概要
コワーキングの「まるごと貸し切り」機能は、共有型(コワーキング)スペースに対して 2 種類の販売方法を同時に提供できる機能です。
| 販売方法 | 内容 |
|---|---|
| 席ごとに販売 | ゲストが 1〜N 席を選んで予約。料金 = 席単価 × 席数。相席あり |
| まるごと貸し切り | スペース全席をまとめて 1 組で独占。料金 = 貸し切り料金(固定額)。相席なし |
2 つの販売方法は独立してオン/オフできます。どちらか一方だけを有効にすることも、両方を同時に提供することも可能です。
貸し切りと席予約の排他ルール(早い者勝ち):
- 貸し切り予約が入ると、その時間帯の席予約は全締切になります
- 席が 1 つでも埋まっていると、貸し切りは予約できません
- どちらが先に予約されるかによって決まります(早い者勝ち)
この機能は「共有型」部屋タイプにのみ適用されます。「専有型」部屋タイプには表示されません。
詳細機能
機能1: 管理者設定 — 販売方法の設定(RoomPlanMappingEditor)
販売方法の設定は、予約管理 → プラン設定 → 販売方法 セクションで行います。共有型部屋タイプとプランの組み合わせを有効化した場合のみ、このセクションが表示されます。
設定手順
- 管理画面の 予約管理 を開き、プラン設定 タブに移動します
- 共有型の部屋タイプと紐付けたいプランのチェックボックスをオンにします
- チェックをオンにすると展開される詳細エリアの 販売方法(複数選択可) セクションを確認します
- 次の 2 種類のチェックボックスで販売方法を設定します:
販売方法チェックボックス
席ごとに販売
- チェックをオンにすると、ゲストが 1〜(全席数)の範囲で席数を選んで予約できます
- 料金 = 席単価(プランに設定された単価) × 席数で計算されます
- 新しい組み合わせを追加すると、デフォルトで有効になります
まるごと貸し切り
- チェックをオンにすると、ゲストがスペース全体を 1 組で貸し切れるようになります
- 貸し切り料金は席単価とは別に設定が必要です(必須入力)
- 貸し切り料金は1予約あたりの固定額です。利用時間・席数では変動しません
貸し切り料金の入力
「まるごと貸し切り」チェックボックスをオンにすると、貸し切り料金 入力欄が表示されます。
| 項目 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| 貸し切り料金 | 1 予約あたりの固定額(整数) | はい(まるごと貸し切りをオンにした場合) |
注意: 席単価は貸し切り料金として流用できません。「¥3,000/席 × 10席 = ¥30,000」とは別に、貸し切り専用の料金(例:¥25,000 など)を設定してください。
入力欄の下のヒントテキストには次の内容が表示されます:
貸し切り予約が入るとその時間帯は席予約が全締切。席が 1 つでも埋まっていれば貸し切り不可(早い者勝ち)。
保存時の動作
保存ボタンを押すと、次のバリデーションが実行されます:
- 「まるごと貸し切り」がオンで 貸し切り料金が未入力 の場合 → 保存されません(エラー表示)
- 「席ごとに販売」と「まるごと貸し切り」の両方がオフの状態での保存はできません(少なくとも一方が必要)
- 専有型の部屋タイプに紐付けたマッピングでは、販売方法セクション自体が表示されず、常に席ごと販売として扱われます
機能2: ゲスト予約画面 — 貸し切りの選択
ゲストが予約ページでスペースを選ぶ際の表示について説明します。
プランカードの表示パターン
設定された販売方法によって、カードの見た目が変わります。
「まるごと貸し切り」のみを提供する場合(wholeOnly):
- カード右上に 「貸し切り」 バッジが表示されます
- 席数ステッパーは表示されません
- カード自体をクリックすると貸し切り予約に進みます
- 貸し切りが不可(席が埋まっている)場合は「貸し切り不可」と表示され、カードは選択できません
「席ごとに販売」と「まるごと貸し切り」の両方を提供する場合(offerBoth):
- カードの主アクション(カードをクリック)は 席ごとに販売 です
- 席数ステッパー([- N +])が表示されます
- カードの下部に 「貸し切りで予約」 という別のボタンが表示されます
- 席が 1 つでも埋まっている場合、「貸し切りで予約」ボタンは「貸し切り不可」と表示されます
「席ごとに販売」のみを提供する場合:
- 通常の共有型予約と同じ表示です(共有型予約ヘルプを参照)
料金の表示
| 販売方法 | 料金表示 |
|---|---|
| 席ごとに販売 | 席単価 × 選択席数(複数席選択時は小さく「¥X,000/席」も表示) |
| まるごと貸し切り | 貸し切り料金(固定額) |
貸し切りの料金は利用時間や席数によって変動しません。
機能3: 予約確認ステップ — バッジ表示
予約確認画面(ConfirmStepView)では、選択した販売方法がバッジで明示されます。
| 予約タイプ | バッジ表示 |
|---|---|
| まるごと貸し切り | 「貸し切り」 バッジ(プライマリカラー) |
| 席ごとに販売 | 「N席」 バッジ(N は選択席数、共有型のみ) |
| 専有型 | バッジなし |
確認画面の金額エリアには次の情報が表示されます:
- 貸し切りの場合: 合計金額の下に「全N席 貸し切り」と表示されます(N = 部屋の共有キャパシティ)
- 席ごとの場合(複数席): 「¥X,000 × N席」の内訳が表示されます
注意: 貸し切り予約の場合、時間帯別の料金内訳(ティア内訳)は表示されません。貸し切り料金はフラット(固定)のため、分単位の内訳はありません。
機能4: 予約一覧・予約詳細での表示(管理者)
予約一覧(ReservationDashboard)
管理者が予約一覧を確認する際、貸し切り予約には専用バッジが表示されます:
- 貸し切り予約: 「貸し切り」バッジ(プライマリカラー)
- 席ごとの共有型予約(2席以上): 「×N席」バッジ(ティールカラー)
予約詳細ドロワー(ReservationPane)
予約詳細ドロワーを開くと、金額の下に内訳が表示されます:
- 貸し切り予約: 「全N席 貸し切り」と表示されます
- 席ごとの予約: 「N席 × 単価」の内訳が表示されます
貸し切り予約は全席数を占有するため、同時間帯の予約一覧・ピーク使用の表示でも全席使用として計算されます。
よくある質問
Q: 「まるごと貸し切り」の料金は何をもとに決めればよいですか?
席単価とは独立して設定します。たとえば「席単価 ¥2,000 × 10席 = ¥20,000」より安い ¥15,000 を貸し切り料金として設定することで、グループに対してまとめ割として提供できます。逆に ¥20,000 以上に設定して「相席なし保証」のプレミアム料金にすることも可能です。
Q: 貸し切り料金が未入力のまま保存できますか?
できません。「まるごと貸し切り」のチェックをオンにした場合、貸し切り料金は必須入力です。入力欄に「貸し切り料金を入力してください(席単価は流用できません)」というエラーが表示され、保存がブロックされます。
Q: 席が 1 つ埋まっていると貸し切りができないのはなぜですか?
貸し切り予約は全席を独占するため、他のゲストが 1 席でも利用中であれば完全な貸し切り状態を提供できないためです。排他性の確保がこの機能の前提条件です。
Q: 貸し切り予約が入った後に席ごとの予約を受け付けることはできますか?
できません。貸し切り予約が存在する時間帯は、席ごとの予約を受け付けません(全席締切)。貸し切りがキャンセルされた場合は、その時間帯の席が解放されます。
Q: 料金は時間によって変動しますか?
貸し切り料金は変動しません。設定した固定額が 1 予約あたりの料金として適用されます。利用時間が長くなっても短くなっても同じ金額です。これは「席ごとに販売」の時間課金プランとは異なる挙動です。
Q: 「席ごとに販売」と「まるごと貸し切り」の両方をオフにできますか?
できません。少なくとも一方を有効にする必要があります。両方をオフにした状態で保存しようとすると、システムが自動的に「席ごとに販売」をオンに戻します。
Q: 専有型の部屋タイプに貸し切り設定はできますか?
できません。「販売方法」セクションは共有型(コワーキング)の部屋タイプにのみ表示されます。専有型は常に 1 予約 1 室の専有となります。
Q: 貸し切り予約のアクセスキーは何本発行されますか?
1 予約につき 1 つのアクセスキー(PIN コードまたは QR コード)が発行されます。グループ全員が同じコードを共有して入室してください。
Q: 管理者が管理画面から手動で貸し切り予約を作成できますか?
現時点では、管理者ドロワーからの手動予約は席ごとのみ対応しています。貸し切り予約はゲスト向け予約ページから作成してください。