売止め

概要

売止めは、「この対象を、この期間、売らない」を設定する機能です。複数のプランが同じ部屋タイプ(在庫1)を共有している施設で、特定のプランだけを特定の日に売り止めたいケース(例: トレーナー不在日はパーソナルトレーニングだけ売止め、レンタルは無人のまま売り続ける)のために作られました。曜日ごとの休止設定は周期的にしか閉められず、特定の日付だけプランを閉じる手段がこれまでありませんでした。

その後、対象を施設全体に広げられるようになり、期間だけでなく時間帯・曜日を指定して営業時間の一部だけを閉じることもできるようになりました(詳しくは後述します)。

この機能は施設ごとに有効化されます。 設定画面に「特定日」タブが表示されない場合は、ui_settings_date_tab フィーチャーフラグが対象施設でOFFです。サポートに有効化をご依頼ください。


設定場所

設定 → 「特定日」タブ → 「売止め」(タブの一番上)にあります。

編集できるのは施設オーナー・組織オーナーです(施設メンバーは閲覧のみ可能です)。

予約カレンダーからも同じ売止めを追加・編集・削除できます(後述)。


主な機能

  • 「施設全体」または「プラン」単位での売止めの追加・編集・削除
  • 単日または期間(最長366日)での指定
  • 開始時刻・終了時刻、曜日を指定して、営業時間の一部だけを売止めにできる
  • 社内向けの任意メモ(理由)
  • 終了した売止めの一覧非表示(デフォルト)と表示切り替え
  • 予約カレンダーの月表示・週表示への「売止」帯の表示(過去日も含む)
  • 予約画面の週間グリッドへの反映(時間帯を指定した売止めも含む)
  • 予約カレンダーから直接の追加・編集・削除

対象にできるもの

対象は「施設全体」または「プラン」から選べます。

  • 施設全体 を選ぶと、その施設のすべてのプランが対象になります。この場合、対象プランを選ぶ欄自体が表示されません(施設そのものが対象のため、個別のプランを指定する必要がありません)
  • 施設全体の売止めは、設定した後で新しく追加されたプランにも自動的に効きます。 プランが増えるたびに同じ売止めを1件ずつ登録し直す必要はありません。ある施設では、これまでこの回避策のためにルールが2件で12行にまで膨れ上がっており、しかも後から追加したプランには効いていない、という状態になっていました
  • 部屋・部屋タイプ単位はまだ選べません。 部屋単位で止められるようにすると、「そのプランだけ止まって、同じ部屋を使う他のプランは開いたまま売れてしまう」ことが起こり得るため、在庫側の対応が完了してから提供する予定です

在庫(部屋タイプの残室数)自体は変わりません。 施設全体を対象にした場合でも、これは「その施設の全プランを同時に止める」という意味であり、部屋タイプの残室数そのものを書き換えるものではありません。プラン単位の売止めでは、同じ部屋タイプを共有する他のプランはそのまま売れ続けます(意図した挙動です)。施設全体を閉めたい場合は、対象で「施設全体」を選ぶだけで済みます。


売止めを追加する

  1. 設定 → 「特定日」タブ を開きます
  2. 「売止め」セクションで「売止めを追加」をクリックします
  3. 以下を入力します
項目 説明 必須
対象の種類 「施設全体」または「プラン」を選択します はい
対象 対象の種類が「プラン」のときだけ表示されます。売止めにするプランを選択します。無効化されているプランは「(無効)」、削除済みのプランは「(削除済み)」付きで表示されます(削除済みプランは、編集中の売止めが既にそのプランを指している場合のみ選択肢に残ります)。施設にプランが1つだけの場合は自動選択されます 対象の種類が「プラン」のとき必須
開始日 売止めの初日 はい
単日 ONのままだと開始日と同じ日で終わります(既定でON)。ONの間は終了日欄は表示されません -
終了日 「単日」をOFFにすると表示されます。開始日以降の日付を指定します 単日OFF時は必須
時間帯を指定する ONにすると開始時刻・終了時刻の入力欄が表示され、1日の一部の時間帯だけを売止めにできます。OFFのまま(既定)の場合は、その日は終日ブロックされます -
開始時刻 / 終了時刻 「時間帯を指定する」がONのときだけ入力します。指定した時間帯にかかる予約が取れなくなります。終了時刻ちょうどから始まる予約は取れます(例: 17:00〜19:00と指定した場合、19:00開始の予約は可能です) 時間帯指定時は必須
曜日 特定の曜日だけに絞り込みたい場合にチェックします。何も選ばない場合は期間中の全日に適用されます いいえ(ただしチェックした曜日が指定期間中に1日も含まれない場合は保存できません)
理由 例:「トレーナー不在」。社内向けメモで、予約サイトのお客様には一切表示されません。200文字以内 いいえ
  1. 保存すると、その期間・時間帯・曜日の条件に合う日はこの対象の販売が止まります

時間帯・曜日を指定する

営業時間の一部だけを売り止めたいケース(例:「火〜金の17:00〜19:00はスクールなので一般には売らない」)に対応しています。以前はこのような設定をしたい場合、タイムスロット型のプランで枠を1つずつ列挙して対応するしかありませんでした。

  • 時間帯は半開区間です。 開始時刻は含み、終了時刻ちょうどは含みません。17:00〜19:00を指定した場合、19:00開始の予約は妨げられません
  • 曜日は独立した条件です。 時間帯を指定せず曜日だけを指定すると、「その曜日は終日ブロック」という設定になります。逆に曜日を指定せず時間帯だけを指定すると、「期間中の毎日、その時間帯だけブロック」になります
  • 時間帯・曜日のどちらも指定しない場合は、これまでどおり期間中を終日ブロックします。 既存の売止めの挙動は変わりません
  • 予約画面の週間グリッドにも反映されます。 対象の時間帯にかかるセルは選べなくなり、前後の時間帯は通常どおり予約できます
  • 1件の売止めが持てる時間帯は1つだけです。 1日の中で離れた複数の時間帯(例: 午前と夕方の両方)を止めたい場合は、売止めを複数件に分けて登録してください

効く範囲 / 効かない範囲(重要)

売止めが効くのは次の操作です。

  • ゲストのオンライン予約
  • フロントデスクの代理予約
  • 予約日時の変更
  • 予約の延長
  • ウォークイン(当日その場でのチェックイン) — ウォークインは、チェックインしようとしているその瞬間の時刻で判定されます

売止めが効かないのは次の場合です。

  • すでに入っている予約は取り消されません。 売止めを設定しても既存の予約はそのまま残ります
  • 予約済みのお客様のチェックインは通常どおりできます。 例えば月曜に水曜のチェックインを予約したお客様がいて、火曜になってから水曜を売止めにしても、そのお客様は水曜に問題なくチェックインできます。これは意図的な設計で、時間帯・曜日を指定した売止めでも同じです

一覧の見え方

  • 「特定日」タブの売止め一覧には、期間が「単日」または「n日間」のバッジで表示されます
  • 各行には、時間帯(例: 「17:00–19:00」、時間指定が無い場合は「終日」)と、曜日を指定している場合はその曜日(例: 「火・水・木・金」)も表示されます
  • 終了した売止め(終了日を過ぎたもの)は既定で一覧に表示されません。 「終了した売止め(n件)を表示」をクリックすると表示されます。誰がいつ何を閉めたかを後から追えるように、記録は残しています
  • 件数が非常に多いと一部のみ表示され、不要な売止めを削除するよう案内が出ます

予約カレンダーから操作する

予約カレンダーの月表示・週表示には、売止めの期間が**「売止」の帯**として表示されます。施設全体の売止めも、プラン単位の売止めと同じように帯として表示されます。

  • 過去の日にも表示されます。「先週の水曜はなぜ予約が入らなかったのか」を後から確認できるようにするためです
  • 帯にカーソルを合わせる(またはタップする)と、対象・期間・理由が表示されます。時間帯を指定している場合はその時間帯も表示されます
  • 同じ日に複数の売止めがある場合は「売止 2」のようにまとまって表示され、開くとどれを編集するか選ぶ画面になります
  • 予約カレンダーから直接、売止めの追加・編集・削除ができます。 カレンダーから開くと日付が入力済みの状態で編集画面が開きます
  • 設定画面と予約カレンダーは同じ保存経路のため、どちらで編集しても結果は同じです
  • 閲覧は施設メンバーも可能です(「なぜこの日に予約が入らないのか」はフロントデスクの疑問でもあるため)。追加・編集・削除は施設オーナー以上のみで、権限が無い場合はボタンが表示されません

詳しくは 予約カレンダーの使い方 を参照してください。


ゲストから見た挙動

  • 予約画面の週間グリッドで、売止めの対象になっているセルは選択できない状態になります。理由は表示されません
  • 時間帯を指定した売止めでは、該当する時間帯のセルだけが選べなくなります。 前後の時間帯は通常どおり予約できます
  • 無理に予約しようとすると、次のメッセージが表示されます。「選択された日はこのプランのご予約を受け付けていません。別の日をお選びください。」
  • システムが売止めの状態を確認できなかった場合、予約は通らず「現在ご予約状況を確認できません。しばらくしてから再度お試しください。」と表示されます。これは意図的な安全側の挙動です。閉めたはずの日を誤って売ってしまうより、一時的に予約できないほうが安全という判断です

売止めを削除する

「削除」をクリックすると確認メッセージが表示されます。「「(対象)」の(期間)の売止めを解除します。この期間の販売が再開されます。」

削除しても記録は監査目的で内部に残ります(画面からは消えます)。


制限事項

  • 1件の売止めは最長366日です。それより長い期間は分けて登録してください
  • 終了日は開始日以降である必要があります
  • 対象に選べるのは**「施設全体」または「プラン」**です。部屋・部屋タイプ単位はまだ選べません。 部屋単位で止められるようにすると「そのプランだけ止まって、同じ部屋を使う他のプランは開いたまま」になり得るため、在庫側の対応が完了してから提供予定です
  • 1件の売止めが持てる時間帯は1つだけです。1日の中で離れた複数の時間帯を止めたい場合は、売止めを複数件に分けて登録してください
  • 曜日を指定する場合、指定した期間内にその曜日が1日も含まれていないと保存できません

よくある質問

Q: 売止めを設定すると、既存の予約はどうなりますか?

A: 既存の予約は取り消されません。売止めは以後の新規予約・変更・延長・ウォークインだけをブロックします。

Q: 売止めの期間中に予約済みのゲストはチェックインできますか?

A: できます。予約済みのお客様のチェックインは通常どおり可能です。売止めは新規の予約を止める機能で、既に確定した予約の解錠は妨げません。これは時間帯・曜日を指定した売止めでも同じです。

Q: 同じ部屋タイプを使う他のプランも止まりますか?

A: プラン単位の売止めでは止まりません。売止めはそのプラン単体の販売を止めるだけで、在庫(部屋タイプの残室数)自体は変わりません。同じ部屋タイプを共有する他のプランはそのまま売れ続けます。施設全体の全プランを一度に止めたい場合は、対象で「施設全体」を選んでください。

Q: 施設全体をその日だけ休業扱いにしたいのですが

A: 対象で「施設全体」を選んで売止めを登録してください。プランごとに個別に設定する必要はなく、この売止めは施設のすべてのプランに自動的に効きます。あとから追加したプランにも自動的に効くため、プランを追加するたびに設定し直す必要もありません。

Q: 施設全体の売止めを設定したあとにプランを追加したら、そのプランにも効きますか?

A: はい。施設全体の売止めは個々のプランに紐づけて登録するものではないため、あとから追加されたプランにも自動的に適用されます。

Q: 部屋や部屋タイプを対象に売止めを設定できますか?

A: まだできません。部屋単位で止められるようにすると、「そのプランだけ止まって、同じ部屋を使う他のプランは開いたまま売れてしまう」という状態が起こり得るため、在庫側の対応が完了してから提供する予定です。現時点で対象に選べるのは「施設全体」と「プラン」です。

Q: 「時間帯を指定する」をONにするとどうなりますか?

A: 開始時刻・終了時刻の入力欄が表示され、1日の一部の時間帯だけを売止めにできます。指定した時間帯にかかる予約は取れなくなりますが、終了時刻ちょうどから始まる予約は取れます。OFFのまま(既定)だと、その日は従来どおり終日ブロックされます。

Q: 曜日を1つも選ばないとどうなりますか?

A: 期間中の全日に適用されます(従来どおりの挙動です)。特定の曜日だけに絞り込みたい場合にチェックしてください。ただし、チェックした曜日が指定した期間中に1日も含まれていない場合は、保存できずエラーになります。

Q: 時間帯・曜日を指定した売止めは予約画面にも反映されますか?

A: されます。予約画面の週間グリッドで、該当する時間帯のセルだけが選べなくなります。前後の時間帯は通常どおり予約できます。

Q: 理由に入力した内容はゲストに見えますか?

A: 見えません。理由は社内向けのメモで、予約サイトには一切表示されません。ゲストに表示されるのは「ご予約を受け付けていません」という定型メッセージのみです。

Q: 「特定日」タブが表示されません

A: ui_settings_date_tab フィーチャーフラグが対象施設でOFFになっています。施設単位で有効化する必要があるため、サポートに有効化をご依頼ください。

Q: 366日を超える期間を売止めにしたいのですが

A: 1件の売止めは最長366日です。それより長い期間にしたい場合は、複数件に分けて登録してください。

Q: 終了した売止めはどこで確認できますか?

A: 「特定日」タブの売止め一覧で「終了した売止め(n件)を表示」をクリックすると表示されます。記録は削除しても内部に残るため、誰がいつ何を閉めたかを後から確認できます。

Q: 予約カレンダーから売止めを編集できますか?

A: できます。カレンダー上の「売止」の帯をタップ(クリック)すると編集画面が開きます。日付は入力済みの状態で開くため、期間の調整だけで済みます。設定画面から編集した場合と結果は同じです。

Q: 売止めは誰が追加・編集・削除できますか?

A: 施設オーナー・組織オーナーです。施設メンバーは閲覧のみ可能で、権限が無い場合は追加・編集・削除のボタンが表示されません。


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最終更新: 2026-09-02 - 施設全体を対象にできるように変更(プランへの個別設定は不要に)、開始・終了時刻と曜日を指定した部分的な売止めに対応 (#3061 #3082 #3042 #3057)

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